あなたは正座ができますか?日本人なら誰でもできるのではないか・・・と思いがちですが、正座ができない人は意外に多いです。
なぜなら、正座をするには、足の血流状態が良好でないとできないからです。高齢になったら、正座がツライというお年寄りは多いですが、加齢だけでない足の血流問題についてご紹介します。
こんにちは!たった1回の施術で劇的効果!パワースポットに暮らす足圧セラピストKeikoです。今日のブログは、正座ができない理由についてご紹介したいと思います。
下記が本日の見出しになります。
1.【正座ができない理由】ひざが痛いため
ひざが痛くて、正座が出来ない人はけっこう多いです。ひざ痛は、ひざ近くに水が溜まってるのが原因と思われます。
若い人にでも見られる症状で、ひざ近くの組織に余分な水が溜まり、足がパンパンになって折れにくいため、正座ができなくなるのです。
足圧施術をすると、たった1回の施術で長い間できなかった正座が、できるようになるくらい足むくみが劇的に改善する人もいます。(個人差あります)
そのような場合は、施術中や施術直後にトイレに行くほど、水が排出されます。足圧施術は、施術者の足裏の面で、強制的に下半身の血流を促進させ、リンパマッサージをするので、水が排出しやすくなります。
ここでは、高齢者によく見られるひざ痛の原因である変形性膝関節症ではなく、若い人によく見られるひざ痛をご紹介しています。
2.【正座ができない理由】関節が硬いため
正座ができない2つめの理由は、足首の関節が硬いことにも起因します。正座する際には、足の甲の全面が床にぺったりつくくらい、足首が柔らかくないと正座ができません。
足の甲の全面が床にぺったりつくほど足首が柔らかい人は女性に多く、男性は硬い人が多いです。
ですが、足圧施術後に、硬かった足首が柔らかくなり、足の甲がぺったりつくようになる人も時々います。
私は、長く剣道をして正座には慣れており、1時間正座しても平気なため、足首は柔らかい方だと思います。
運動される方は、足首が硬いと、足首の捻挫や腱の断裂など怪我を誘発してしまうリスクが高まるので、注意が必要です。 運動に無縁の人でも、足首が硬いと土踏まずのアーチが崩れるなど、偏平足になり、ふくらはぎのポンプ機能が低下する可能性があります。
外国人には、生活様式が床座ではないので、正座はもちろん、足を折ることができないという人も多くいます。
3.【正座ができない理由】血液とリンパの巡りが悪いため
正座ができない3つめの理由は、下半身全体に血液とリンパの巡りが悪く、足むくみがある場合です。
ひざ近くだけでなく、足全体にむくみがあると、水分とリンパの流れが悪く、老廃物を十分に排出することができません。
浮腫は、細胞組織の液体(細胞間質液)と血液の浸透圧バランスが崩れ、細胞組織に水分が溜まって腫れる。浮腫発症のメカニズムとしては浸透圧の低下、血圧上昇(静脈・リンパ管のうっ滞あるいは閉塞)、血管透過性亢進などがあげられる。【Wikipediaより引用】
足むくみが軽度な場合は、正座が出来ないだけでなく、疲れやすい、冷え性、不眠、足がつるなどの症状が出始めます。ひどい場合は、重篤な病気が潜んでいる可能性が高いので、病院でご相談下さい。
いかがでしたか?
古来、日本では住居様式により、正座が当たり前とされてきましたが、現代人の生活では正座することも必要ではなくなりました。正座ができないことは不便でありますが、血流問題の方が深刻です。
日常生活のちょっとした動作に正座スタイルは役立つことも多いので、足むくみやひざ痛などなく、自然に正座ができるような健康状態が望ましいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。